記憶の片隅に、祖母が藁の中に大豆を入れて納豆を作っていたことをかすかに覚えている。
なぜ稲藁で包むのかというと、天然の納豆菌がついているからだ。
藁で包んだら、なんか汚そう、、、と思いがちだが、納豆菌は100度の温度でも死なないので、藁を高温で蒸したり茹でたりしてから使う。
だから、他の雑菌は死滅し、生き残るのは納豆菌だけ。
納豆菌の繁殖スピードはものすごく早く、30分ほどで菌の量が倍になる。
造り酒屋さんでは、仕込みの時期は納豆を食べるのが禁止されているのもそれが理由。
万が一、日本酒用の麹に納豆菌が混入すると大変だからだ。
納豆の旨み成分は、あのネバネバにある。
よく言われる「たくさん混ぜると美味しくなる」というのは本当。
まぜることによって、昆布の旨み成分と同じグルタミン酸が増すから。
何も入れずに納豆が白っぽくなるまでかき混ぜて、後からタレを入れるほうが旨みが増す。
納豆は栄養価も高いが、消化酵素が多く含まれ、脂肪分解酵素も含まれている。
だから、脂肪分が多いおかずの消化も助けてくれる。
他にも、納豆菌は胃酸にも強く、死滅することなく腸まで到達するので、腸内環境の改善にも役立つ。
オリゴ糖や食物繊維が善玉菌の栄養となるからだ。
毎日食べると良い食品の一つ。
個人的には、シンプルに納豆+小葱+玉子かけご飯が一番好き。
玉子かけご飯につかうのは、女満別の「しじ美醤油」が超おすすめ。
しじみの味がするわけではなく、ダシ感もぜんぜん強くありません。素材の味を引き立てる感じの醤油です。
しゅえっとで使っているものです。玉子との相性が良いので、だし巻きにかけたり、和風パスタを作るときに、醤油の代わりに使ったり、あとは、アボカドのタルタルをつくるときに、隠し味に使っています。万能です。
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他の納豆レシピは、
・ ヘルシーネバネバあえ
キムチ(なくても良い)、長芋(刻むか叩く)、納豆、オクラ(スライス)をお皿に盛り付けて、温玉または玉子の黄身をのせ、上からおかか、小葱をチラシ、お醤油をかけて食べる。
・ まぐろ納豆
・ ちょい辛イカ納豆
お皿に水菜またはレタスの千切りをひいて、細切りにしたイカと納豆を混ぜ合わせ、納豆についているタレとコチュジャン、砂糖、ごま油を入れて、混ぜ合わせる
入れる調味料の分量は、どれも少量で。味見して調整してみてください(適当ですみません。。。)
食べるときは、お皿にひいた野菜と混ぜて食べると美味しい!
・超簡単 納豆パスタ
パスタを茹でる。納豆は、付属のタレを入れてまぜておく。
ボールにバター 10gぐらい(一人分)、しじ美醤油(白だし、麺つゆなど)大さじ1くらいを入れておく。
パスタが茹で上がったら、ボールに入れて混ぜ合わせる。
お皿に盛り付けて、パスタの上に納豆をのせ、刻みのりをわさっとかけて出来上がり! しらすや小葱があれば上にかけるともっと美味しい!
醤油の量は、調整していれるほうがいいかな。使うものによって濃さが異なるので。
納豆オムレツとか、納豆チャーハン、などもいいですね。