昨日日曜日は、14時から娘と二人で3軒のはしごをしました。
1軒目は、「離亭 三ぶん」です。
銀座の人気立ち飲みが手掛けた着席スタイルの離れだそうです。
夜のお席を予約しようとしたらすでに満席でした。
日曜日、祝日は昼14時から営業しているそうです。
入口はこんな感じです。
入口を入ると左手にカウンター、右手にテーブル席があります。
私たちはカウンターの一番奥の席に案内されました。
どのテーブルにも以下のセットが用意されていました。
(写真の右手にある赤いカブは、お通しではありません)
白湯、トウモロコシのお酢、おかゆ、ウコン のセットです。よくわからず、女将さんの説明を聞く前に
ウコンを白湯で飲んでしまいました(((+_+))
何も入っていない黒いお皿がそうです。
空っぽの胃袋に、優しいおかゆさんを入れて、そのあとに血糖値の上昇を和らげるトウモロコシのお酢(酸味が弱い)、そして白湯でウコンを飲むというお作法でした。
なんか、飲む体制がばっちりと整えられ無敵な気分になりました。
この写真にある右手上の赤いカブは「もものすけ」です。皮をむいて食べますが、そのままでも食べられます。添えられている酒盗マヨネーズをつけていただきます。
酒盗マヨネーズが美味しい!それ自体で酒のあてになります。
飲み物は最初から日本酒。二人で4合飲みました。
三井の寿 純米吟醸(ミイノコトブキ ジュンマイギンジョウ・ヤマダニシキ60「バトナージュ BATONNAGE)」)です。
すっきりとしていて白ワインを思わせるような飲み口でした。
写真の平盃ですが、金継ぎが施されており、伺ったところ、こちらのお店では魯山人などの器を普段使いしており、欠けたたり割れた場合はそれを修理して使い続けているそうです。
金継ぎの料金も5000円くらいから30万くらいまで・・・・かかるそうです。
使われている器はどれも素敵でした。
刺身の盛り合わせです。
左上から「のれそれ(アナゴの稚魚)」、真鯛、カレイ、マグロ、タコ、イワシ、フグ
アナゴの稚魚は初めて食べました。それぞれ、イワシ以外は、塩とわさび、いり酒でいただき、真鯛はごま油で食べました。いり酒でお刺身をいただいたのは初めてでした。
お醤油でいただくよりも、お魚の旨みをより味わえます。今度いり酒を作ってみようと思います。
日本酒のメニュー。
ほかに以下の三種類をいただきました!どれもおすすめの日本酒です。美味しかった~
お料理は、もものすけ、お刺身のほかに、以下の3品を注文。
尾長鯛フリャー(1個食べてしまいました。)
フグの唐揚げ
からすみのお餅
気が付くと満席。
後ろのテーブルにはおじさんたちが座っていて、先に酒盗を注文しようとしていたら、女将さんがおじさんたちの血圧や体のことを気遣って、「酒盗はあとにしなさい、先に、これを食べなさい。」的なことを言われ、素直におじさんたちが従っていました(笑)常連さんなのかもしれません。
名物女将って感じでした。
またふらっと立ち寄りたいお店です。
お会計は、ちょっと高いかなぁ・・・・・ 一人1万円くらい。立ち飲み感覚ではありません。
料理長とおかみさんです。お二人とも、私たちが角を曲がるまで見送ってくださいました。