閉じる

ぬか漬けの話

発酵食品について学んでいると、改めて毎日食べる食事が重要だと気付かされます。

今は手軽に食べられるインスタント食品などがあふれており、それが現代人に多くみられるアレルギーにも関係しているとも。

善玉菌を増やす食物と、善玉菌のエサになる食物繊維を沢山とることが大切。

効果的な食品の1つが漬物、特にぬか漬け。

ぬか漬けには、乳酸菌の他にもたくさんの酵母などの善玉菌が含まれており、さらに食物繊維も一緒にとれるすぐれもの。

うちには、大きなぬか床があり、かれこれ10年以上も使ってます。

もともと持っていた小さなぬか床に、お向かいに住んでいたおばあちゃんから譲りうけた大きなぬか床を合体させてもの。

おばあちゃんのぬか床には、鰹節の塊も入っていた!

このぬか床に出来る限り、毎日手をいれるようにしてます。

ぬか床って、生きた善玉菌の宝庫で、さらにビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富!

江戸時代の人は、ぬか床を水にといて飲んでいたとか。

ぬか床の毎日の手入れは、下から上へと、入れ替えるような感じでまぜるだけ。

ぬか床には、嫌気性菌といって空気を嫌う菌と、好気性の産膜酵母がいます。

嫌気性菌は、ぬか床の下のほうにいるため、下から上へと入れ替える感じでかき混ぜぬか床内の細菌のバランスを取ります。

旅行にでかけて、そのままにしておいたとき、ぬか床の表面が真っ白になっていて、「わぁ~カビたー!」って思ったことがあります。

これは、カビじゃなくて、産膜酵母が繁殖したもの。

ぬか床がうっすらと白くなった場合、そのまま混ぜ込んで大丈夫。たんに好気性の酵母が多く繁殖しただけなので。

それだけ良いぬか床ってことです。

ただし、放置しすぎて、かなり白くなり変な臭い(シンナーに似た臭い)がする場合は、上の部分を多めに取り除いたほうが良いようです。

まだそこまで放置したことがないので、実際のところはわかりませんが。

腸内環境を整え善玉菌を増やす食べ物をとることが健康や、ダイエットにも良いのですが、

特別なことは長続きしないので、まずは、朝食に味噌汁、納豆、漬物を食べることから始めるのはどうでしょう。

口から摂取したものは、腸内にとどまり続けず、排せつされてしまうため、毎日撮り続けることが大切。

そういう私も、朝食はコーヒーだけのことが多かったのですが、今は、味噌汁、漬物、納豆を食べるようにしています。

朝からご飯はちょっとヘビーなので、納豆だけで食べるときは、よく混ぜた納豆に付属のタレとミツカンの「カンタン黒酢」を少し入れて食べてます。

ミツカン カンタン黒酢 500ml 1本

これが意外に美味しくて・・ 最近はまってます。

あと、ぬか漬けを取り忘れて、漬かりすぎて塩辛くなってしまった場合もお酢を使います。

袋に切ったぬか漬けと普通のお酢を入れます。お酢の量は、袋から空気を抜いたときにぬか漬けが浸るくらい。それに少量の味の素。

こうしておくと、塩味がぬけて、お酢の酸味も加わり、美味しいお漬物になります。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

© 2024 ふくろうの独り言 | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free