青茄子とは、一般的な茄子のような紫色ではない、皮の色が淡い緑色の茄子です。
普通の茄子には、ポリフェノールの一種であるナスニンが含まれていますが、青茄子にはそれがありません。
この時期、スーパーでもよく見かけますね。
皮はちょっと固めですが、中は水分量が多くみずみずしいです。

加熱料理すると、とろとろになるので煮物料理、グラタンなどがおススメですが、漬物にしても美味しいです。
1品目は、超シンプルな油炒め。
簡単シンプルですが、個人的には茄子はこれが一番美味しいと思っています。
説明するまでもなく、茄子を切って油でいためるだけですが、そのまま油で炒めると油を沢山吸うのであまり健康的ではないですね。ダイエットには不向き。
でも、ひと手間かけることで、茄子が油をあまり吸わなくなります。
それは塩をふりかける方法です。
茄子を切ったあとに、塩 小さじ1/4くらいをまぶして、ざっくりと混ぜ、3分~5分くらいおきます。
軽くにぎって水分をだしてから炒めます。
炒めるときは、油はいつもよりも少な目で!
炒めてみると、茄子が油をぜんぜん吸わないのがわかります。味付けは、醤油と味の素二振り。
2品目は塩昆布を使った浅漬け。
2~3mmくらいに薄く茄子を切って、同じように塩 小さじ1/4 をまぶして、ざっくりと混ぜます。
塩をまぶして茄子の水分をだします。

3分~5分くらい時間をおいてから、茄子をぎゅ~と握ってしぼります。今度はきつめに握ります。

絞った茄子、塩昆布と唐辛子を袋にいれます。袋の上から軽くもんで、塩昆布をなじませます。
空気を抜いて袋を閉じます。

10~15分くらい冷蔵庫に入れて、出来上がり。
先に塩でもんであるので、味がすぐに入ります。塩昆布の量は好みで。

追記:翌日、久しぶりに家に帰ってきた息子に生の茄子の食感がきゅっとしてダメ、と言われたので、このまま(茄子からでた水分は入れない)ごま油で炒め、ゴマをちらしました。
茄子がとろっとして、好評でした。(こっちのほうが美味しいとのこと)